スマホのスクショが3,000枚 → ChatGPTに見せて「何を保存したかったか」を思い出す+整理する

この記事でできること

スマホのスクショ、3,000枚超えていませんか? 撮ったきり放置しているあの画像たちを、AIの力で「自分が何に興味を持っていたか」が見える関心マップに変える方法を紹介します。

  • スマホに溜まった大量のスクショが、自分の関心パターンを映す「関心マップ」に変わります
  • 撮ったきり放置していたスクショを、3〜5個のフォルダに整理できるようになります
  • 不要なスクショと残すべきスクショの判断基準が手に入ります

使うもの: ChatGPT(無料)
かかる時間: 約10分
必要なスキル: なし

まず、こんな結果が出ます

スマホに溜まった大量のスクリーンショット(画面を写真として保存したもの)をAIに見せると、こんな分析が返ってきます。

「あなたのスクショには”カフェの内装”と”デスク環境”の写真が多く、在宅ワーク環境の改善に強い関心があるようです」

自分でも気づいていなかった興味の傾向が、AIの力で見えてくる。3,000枚の「撮ったきり」が、自分の関心マップに変わります。

スクショフォルダ、今何枚ある?

ちょっと確認してみてください。

iPhoneの場合: 「設定」をタップ → 「一般」をタップ → 「iPhoneストレージ」をタップ → 「写真」を見る。

Androidの場合: 「ファイル」アプリを開いて、「スクリーンショット」フォルダを見るだけです。

2,000枚? 3,000枚? もっと?

スマホを使っていると、画面の写真は年に数百枚たまっていきます。2〜3年分もあれば、3,000枚を超えてもおかしくありません。そしてそのほとんどは、撮ったきり一度も見返していないはずです。

撮った瞬間は「絶対あとで見る」と思っていた

スクショを撮るとき、必ず「残したい」という気持ちがあったはずです。

気になった投稿。行きたいお店の営業時間。仕事で使えそうなフレーズ。欲しかったスニーカーの在庫。料理のレシピ。電車の乗り換え案内。

全部、「あとで見るから」と思って撮ったもの。でも2ヶ月後にフォルダを開くと「……これ、なんだっけ?」しか出てきません。なんかの地図。なんかの文章の途中。なんかのアプリの画面。撮った瞬間の自分は確実に意味を分かっていたのに、今の自分にはもう読み取れない。

3,000回分の「気になった」が眠っている

3,000枚のスクショは、3,000回「これは残す価値がある」と判断した記録でもあります。ブックマーク(お気に入り登録)より正直で、メモ帳より量が多い。雑で整理されていないけれど、過去の自分が「大事だ」と感じたものの履歴がすべて入っています。

ただ、一人で3,000枚を振り返る気力はまず湧きません。

ChatGPTの画像認識でスクショを読み取ってもらう

ここで使うのが、ChatGPT(チャットジーピーティー)です。ChatGPTは、スマホやパソコンで使える無料のAIチャットサービスで、文章だけでなく画像も理解できます。

ChatGPTをまだ使ったことがない方は: スマホのApp Store(iPhone)またはGoogle Play(Android)で「ChatGPT」と検索して、アプリをダウンロードしてください。無料で使えます。メールアドレスで登録するだけで始められます。

2026年5月の時点で、無料でも画像を送って中身を分析してもらえます。有料プラン(Plus:月額20ドル、約3,000円)にすると回数の制限がさらに緩くなりますが、まずは無料で十分です。

やり方はシンプルで、スクショを何枚か選んでChatGPTに送り、「このスクショを見て、私が何を残したかったのか推測して」と聞くだけです。

[screenshot: ChatGPTにスクショを送信している画面]

やってみよう:具体的な手順

ステップ1:スクショを10〜20枚選ぶ

カメラロール(写真アプリ)のスクリーンショットフォルダから、てきとうに10〜20枚を選びます。古いものと新しいものを混ぜると、興味の変化が見えやすくなります。

ステップ2:ChatGPTに送って質問する

ChatGPTアプリを開きます。画面の下にある入力欄の左にあるクリップのマーク(またはプラスのマーク)をタップすると、写真を選べます。1回で10枚くらいまで送れます。

写真を選んだら、画面の下の入力欄に次の文章をそのままコピーして貼り付けてください。

自分の興味の傾向を知りたいとき:

この10枚のスクリーンショットから、私が何に関心を持っていて、何を残したかったのか推測してください。共通するテーマやパターンがあれば教えてください。

フォルダ分けの方針を決めたいとき:

これらのスクリーンショットを見て、フォルダ分けするなら何カテゴリに分けるのが適切か提案してください。カテゴリ名も考えてください。

いらないものを見極めたいとき:

このスクリーンショットのうち、一般的に時間が経つと不要になるもの(期限切れクーポン、予約確認、完了済みのToDo等)はどれですか?

送信ボタン(右側の矢印マーク)をタップすれば、AIが分析を始めます。

ステップ3:返ってきた分析を見る

ChatGPTは画像の中の文字やレイアウトを読み取って、共通するテーマを見つけてくれます。実際に試した人の報告によると、「ワークスペースの改善」「副業への関心」「推し活」「自炊」など、自分では意識していなかったテーマが浮かび上がることが多いようです。

[screenshot: ChatGPTが関心パターンを分析した返答]

ステップ4:パターンに沿ってフォルダを作る

関心のパターンが見えたら、スマホの写真アプリでアルバム(フォルダ)を3〜5個作ります。「行きたい場所」「仕事のヒント」「欲しいもの」「あとで読む」のように分けると管理しやすくなります。

3,000枚のうち、こうしたフォルダに入るのはおそらく500枚前後。残りの大半は期限切れのクーポンや完了済みの予約画面など、もう役目を終えたものです。思い切って消しても困りません。

実際にやってみた人の話

あるユーザーは、半年分のスクショ500枚をChatGPTに10枚ずつ見せたところ、「カフェ・インテリア・デスク環境」が共通テーマとして浮かび上がりました。「在宅ワーク環境の改善」に自分がそこまで強い関心を持っていたとは、本人も気づいていなかったそうです。

別のユーザーは、英語学習アプリとフリーランス関連の情報が多いことをAIに指摘され、「今の働き方を変えたい」という自分の気持ちを初めて言葉にできたと話しています。

1つだけ注意:個人情報に気をつけて

ChatGPTにスクショを送る前に、1枚ずつ確認してほしいことがあります。

LINEのスクショには友達の名前やアイコンが写っていることがあります。銀行アプリの画面には口座の情報、ネットショップの注文確認には住所が写っています。自分や他人の個人情報が写っていないか、送る前にチェックしてください。

もう一つ、ChatGPTの設定で「Improve the model for everyone」(みんなのためにモデルを改善する)をオフにしておくと、送った内容がAIの学習に使われなくなります。やり方は、ChatGPTアプリの右上のアイコン → 「Settings」 → 「Data controls」 → 「Improve the model for everyone」をオフにするだけです。

整理していると「自分の関心」が見えてくる

この方法のよいところは、スクショの整理が目的でありながら、その過程で「自分がどんなことに心を動かされてきたか」に気づけることです。自己分析ツールや強み診断テストなんか受けなくても、スクショフォルダには過去の自分が何に興味を持っていたかの記録が全部残っています。

1回10分、電車の中でもできます。週末に10枚ずつ試してみると、数回で自分の関心パターンがかなりくっきり見えてくるはずです。