子供の作文をAIに褒めてもらう→「ここが面白い」を具体的に返す
この記事でできること
お子さんが書いた作文に「上手だね」としか言えない。具体的にどこが良いのか、うまく伝えられない。ChatGPTに作文を見せると「ここが面白い」を具体的に言語化してくれます。
- お子さんの作文をChatGPTに入力すると、良いところを3つ具体的に指摘してもらえる
- 「この比喩が独創的」「この場面の描写が生き生きしている」のように具体的なフィードバックが返る
- そのフィードバックをもとに、親からお子さんへの「具体的な褒め言葉」が準備できる
使うもの: ChatGPT(無料版でOK)
かかる時間: 約3分
必要なスキル: 作文をスマホで入力またはスキャンできればOK
「上手だね」しか言えない問題
お子さんが学校や宿題で書いた作文を見せてくれたとき、「上手だね」「よく書けたね」と返す人は多いと思います。褒めているのは本当なのに、具体性がない。お子さんの表情を見ても、「ふーん」と返されて終わってしまう。
「どこが上手なのか」を具体的に伝えたいけれど、国語の先生でもない限り、作文の良し悪しを言語化するのは難しいものです。
ChatGPTに作文を見せて「この作文の良いところを小学生の親に分かるように3つ教えてください」と聞くと、「ここの表現が面白い」「この構成が工夫されている」のように具体的なポイントを返してくれます。
やり方:作文を入力してフィードバックをもらう
ステップ1:作文をChatGPTに入力する
お子さんの作文をスマホで入力します。原稿用紙に書かれている場合は、スマホのカメラで写真を撮って送ることもできます。ChatGPTは手書きの文字もある程度読み取れます。
入力するときに、こう付け加えます。
「これは小学3年生の子供が書いた作文です。添削や修正ではなく、この作文の良いところを3つ、具体的に教えてください。親が子供を褒めるときに使える表現でお願いします」
ステップ2:AIのフィードバックを確認する
たとえばお子さんが遠足について書いた作文を送ると、AIはこんなフィードバックを返してくれます。
「①『お弁当のたまご焼きが太陽みたいに黄色かった』という表現がとても独創的です。見たものを別のものに例える力が育っています。②バスの中の友達との会話を、セリフで入れている点がいいですね。読んでいる人がその場にいるような臨場感があります。③文章の最後が『また行きたいです』ではなく『今度はパパも連れて行きたいです』と具体的な人物が出ているのが素敵です」
「上手だね」の100倍具体的です。
ステップ3:フィードバックをもとに子供に伝える
AIの言葉をそのまま読み上げる必要はありません。「たまご焼きを太陽に例えたところ、お母さんすごく好きだったよ」のように、自分の言葉に置き換えてお子さんに伝えます。
大切なのは「どこが良いのか」が具体的に伝わること。「上手だね」ではなく「ここが面白い」と言われた子供は、次もその部分を意識して書こうとするようになります。
添削ではなく「褒め」に特化させるコツ
ChatGPTに何も指定せずに作文を見せると、「ここを直すともっと良くなります」と添削モードに入ることがあります。修正点を指摘してほしい場合はそれでもいいのですが、まずは褒めたい場合は「良いところだけを教えてください。修正点は不要です」と明確に伝えてください。
作文を書くことが嫌いなお子さんの場合、最初から直されると余計にやる気を失います。まずは「褒める→もっと書きたくなる→書く量が増える→自然に上手くなる」のサイクルを作る方が効果的です。
読書感想文のシーズンにも使える
夏休みの読書感想文は、お子さんにとっても親にとっても悩ましい課題です。お子さんが書いた感想文をAIに見せて「この感想文の良いところは?」と聞けば、「本の内容をただ書き写すのではなく、自分の体験と結びつけて書けているところがいいですね」のようなフィードバックがもらえます。
提出前の最終チェックとして使うのではなく、下書きの段階で「ここが良い」と伝えてあげることで、お子さんが自信を持って書き進められるようになるかもしれません。
褒め方が変わると、子供の反応も変わる
「上手だね」と「この部分の表現が面白い」では、受け取る側の反応がまったく違います。具体的に褒められた子供は「この書き方をもっとやってみよう」と思えますし、褒められた部分を覚えているので次の作文にも活かそうとします。
AIは作文のプロではありませんし、フィードバックが常に的確とは限りません。でも「具体的に褒めるための材料」をもらうツールとして使うと、親子のコミュニケーションが少し変わるかもしれません。