卒業アルバムの写真をAIに見せて「あの頃の自分に手紙を書く」
この記事でできること
卒業アルバム、最後に開いたのはいつでしょうか。写真をChatGPTに見せて対話すると、忘れていた記憶がぽろぽろ出てきます。その記憶をもとに「あの頃の自分への手紙」を書いてみませんか。
- 卒業アルバムの写真をAIに見せると、写真の状況について質問してくれて記憶が引き出される
- AIとの対話を通じて「あの頃何を考えていたか」が言語化される
- 対話の内容をもとに「過去の自分への手紙」を下書きしてもらえる
使うもの: ChatGPT(無料版でOK)+ 卒業アルバム
かかる時間: 約20分
必要なスキル: アルバムの写真をスマホで撮って送れればOK
卒業アルバムは「開かない本」の代表格
本棚の端か押入れの中。卒業アルバムはだいたいそこにあります。引っ越しのたびに捨てようか迷いつつ、結局持ってきてしまう。でも開くことはほとんどない。そんな存在ではないでしょうか。
理由はいくつかあります。一人で眺めても感想を言う相手がいない。当時の自分が恥ずかしい。写真を見ても「誰だっけこの人」となってしまう。
ChatGPTに写真を見せると、AIが「話し相手」になってくれます。写真の状況を聞いてくれたり、「この頃はどんな気持ちでしたか?」と質問を投げかけてくれたり。一人では開きにくいアルバムも、AIがいると不思議と開けるものです。
やり方:写真を撮ってAIに語りかける
ステップ1:アルバムから3〜5枚選んで撮影する
アルバムを開いて、目に留まった写真を3〜5枚スマホで撮ります。集合写真でも個人写真でもどちらでもかまいません。「この写真は印象に残っている」「この場面は覚えている」というものを選ぶと、対話が深まりやすくなります。
ステップ2:ChatGPTに写真を送って対話する
写真を送る際に、こんなメッセージを添えます。
「これは私の卒業アルバムの写真です。写真の様子を見て、当時の私のことについて質問してください。その質問への回答をもとに、最終的に『あの頃の自分への手紙』を書きたいと思っています」
AIは写真を見て、たとえばこんな質問を返してきます。
「体育祭のようですね。何年生の頃でしょうか? どんな種目に出ましたか?」
「制服を着た集合写真ですね。この中で今でも連絡を取っている人はいますか?」
これに答えていくと、忘れていたエピソードや当時の感情が出てきます。「あの頃は部活ばかりやっていて勉強を全然しなかった」「隣のクラスのあの子が気になっていた」。写真がきっかけで記憶の糸がほどけていく感覚があります。
ステップ3:対話をもとに「手紙」を下書きしてもらう
3〜5枚分の対話が終わったら、「ここまでの話をもとに、当時の自分に宛てた手紙を書いてください。語りかけるような、あたたかい口調でお願いします」と依頼します。
AIが書いてくれる手紙は、自分が話した内容を丁寧にまとめたものです。「あの頃のお前は部活に全力で、勉強のことなんて考えてなかったよな」「でもあの経験が、今の粘り強さにつながっている気がする」——自分の言葉がベースなのに、第三者の視点が入ることで不思議と心に響きます。
手紙の仕上げは自分の手で
AIが書いた下書きをそのまま使ってもいいのですが、何箇所か自分の言葉で書き直すと、より「自分の手紙」になります。AIが拾えなかったニュアンスや、言葉にしきれなかった感情を加えてみてください。
完成した手紙はスマホのメモに保存してもいいし、紙に書き写してアルバムに挟んでおくのも粋です。5年後、10年後に読み返したとき、「この手紙を書いた自分」のことも思い出として残ります。
同窓会の前に試すのもおすすめ
同窓会に誘われたけど行こうか迷っている——そんなとき、アルバムの写真をAIに見せて当時を振り返ると、「やっぱり行ってみようかな」と思えることがあります。
AIとの対話で思い出したエピソードが、同窓会での話題にもなります。「あのとき一緒に帰ったよな」「文化祭の打ち上げで先生に怒られた話」。写真を眺めるだけでは出てこなかった記憶が、AIの質問をきっかけに蘇るのは面白い体験です。
押入れからアルバムを引っ張り出すのに5分、AIとの対話に15分。たったそれだけで、あの頃の自分にもう一度会える感覚を味わえます。