ペットとの10年間の写真をAIでフォトブックにする

この記事でできること

スマホの中にペットの写真が何千枚もたまっている。いつか整理しようと思いつつ、量が多すぎて手がつけられない。この記事では、AIの力を借りて大量の写真から「ベストショット」を選び、10年間の成長が伝わるフォトブックを作る方法を紹介します。

  • 大量のペット写真の中から、AIが「フォトブック向きの写真」をピックアップする手助けをしてくれます
  • 年ごと・季節ごとに写真を整理し、成長や変化が伝わる構成を一緒に考えてもらえます
  • フォトブックサービスに入稿するまでの流れが分かります

使うもの: ChatGPT(無料) + フォトブックサービス かかる時間: 写真選び1〜2時間、入稿30分 必要なスキル: なし

まず写真10枚だけで始めてみる

「10年分の写真整理」は大プロジェクトに聞こえますが、まずは10枚だけ選んでみてください。スマホの写真フォルダをざっとスクロールして、特に好きな10枚を選ぶ。その10枚をChatGPTに見せて「この写真にキャプションをつけて」と頼むだけで、ミニフォトブックの下書きができます。10枚で手応えを感じたら、以下の本格的な手順に進んでください。

ステップ1:写真を年ごとにフォルダ分けする

まず、スマホやPCに保存されている写真を年ごとに分けます。iPhoneの「写真」アプリなら、撮影日で自動的に並んでいるので、年ごとにスクロールしながらお気に入りをアルバムに入れていくだけです。

Googleフォトなら検索欄に「猫」「犬」と入力すると、AIがペットの写真だけを抽出してくれます。これだけでもかなりの時短になります。

各年から10〜15枚ずつ選ぶのが目安。10年分で100〜150枚。ここから最終的に30〜50枚に絞ります。

ステップ2:AIに構成を相談する

写真を選んだら、ChatGPT(チャットジーピーティー、スマホで使える無料のAIチャット)にフォトブックの構成を相談します。

ペット(猫、名前はタマ)との10年間のフォトブックを作ります。
写真は年ごとに10〜15枚ずつ選んであります。
30ページ構成のフォトブックにしたいのですが、構成を提案してください。

条件:
・時系列で成長が伝わる構成
・各ページに写真2〜3枚 + 短いキャプション
・表紙、目次ページ、あとがきのページも含む
・キャプションは図鑑風ではなく、飼い主の語りかけ風で

AIは、たとえばこんな構成を提案してくれます。

構成案: p.1 表紙(お気に入りの1枚+タイトル) p.2-3 「はじめまして」(お迎えの日の写真、2016年) p.4-5 「はじめての冬」(毛布にくるまっている写真、2016年冬) p.6-7 「大人の顔になった」(1歳頃の写真、2017年) … p.28-29 「10年目の定位置」(いつもの窓辺の写真、2026年) p.30 あとがき

ステップ3:キャプションをAIに書いてもらう

写真ごとに短いキャプションをつけると、フォトブックの完成度がぐっと上がります。写真をChatGPTに送って「この写真にキャプションをつけてください」と頼むと、写真の内容に合った一言を返してくれます。

以下のフォトブック用写真に、それぞれ1〜2行のキャプションをつけてください。
飼い主がペットに語りかけるような、あたたかい口調でお願いします。

写真1:子猫がソファの下に隠れている(2016年、お迎え初日)
写真2:成猫がベランダで日向ぼっこ(2020年)
写真3:老猫が膝の上で眠っている(2025年)

写真1:「ソファの下からこっちを見てたね。まだ怖かったよね」 写真2:「この顔が好き。何も考えてなさそうな、幸せそうな顔」 写真3:「重くなったなあ。でもこの温もりがたまらない」

ステップ4:フォトブックサービスで入稿する

構成と写真が揃ったら、フォトブックサービスで注文します。

「Photoback」はデザイン性の高いフォトブックが作れるサービスで、スマホアプリから操作できます。BUNKO(文庫サイズ)なら1冊1,980円から。

「マイブック」は60種類以上のテンプレートがあり、写真のレイアウト自由度が高いのが特徴。ハードカバーのA5サイズで3,500円程度から作れます。

「富士フイルム Year Album」はAIが写真を自動選別・レイアウトしてくれる機能つき。写真選びに時間をかけたくない方におすすめです。

どのサービスも、テンプレートに写真をはめ込んで、テキスト欄にAIが作ったキャプションを入力するだけで完成します。

注意点

フォトブックは製本して送られてくるまでに1〜2週間かかります。ペットの誕生日やメモリアルデーに合わせて作る場合は、早めに取りかかってください。

写真の画質にも注意が必要です。古いスマホで撮った写真は解像度が低く、大きく印刷すると粗くなることがあります。不安な場合は、フォトブックサービスのプレビュー機能で仕上がりを確認してから注文してください。

10年分の写真が、1冊の「物語」になる

スマホの中でバラバラになっていた何千枚もの写真が、30ページのフォトブックに凝縮される。ページをめくるたびに「こんなに小さかったんだ」「この頃が元気のピークだったな」と記憶がよみがえります。ペットの一生は人間より短いからこそ、写真を本にして残しておく価値があるのではないでしょうか。