鼻歌をAIに聴かせて「曲っぽくする」方法 — Sunoで遊ぶ
この記事でできること
お風呂や散歩中にふと浮かんだメロディ、そのまま消えてしまっていませんか。この記事では、鼻歌をスマホで録音してAI作曲サービス「Suno」にアップロードするだけで、楽器やボーカルが入った「曲っぽいもの」に仕上げる方法を紹介します。
- スマホで鼻歌を録音して、Sunoにアップロードするだけで楽器入りの曲ができます
- 音楽理論も楽器の演奏もまったく必要ありません
- できた曲はダウンロードしてSNSに投稿したり、友人に送ったりできます
使うもの: スマホのボイスメモ + Suno(無料プランあり) かかる時間: 10〜15分 必要なスキル: なし
Suno(スノ)とは
Suno(スノ)は、テキストや音声から自動で音楽を生成してくれるAIサービスです。ブラウザからsuno.comにアクセスするか、スマホアプリ(iOS/Android対応)で使えます。Googleアカウントがあれば無料で始められて、1日に5曲(各約2分)まで無料で生成できます。
2025年9月にリリースされたv5では、音質やボーカルの表現力が大きく改善されていて、鼻歌の読み取り精度も上がっています。
やり方
ステップ1:鼻歌を録音する
スマホのボイスメモで、思いついたメロディをハミングして録音します。10秒〜30秒で十分です。うまく歌えなくても構いません。AIは多少ズレた音程からでもメロディを拾ってくれます。
コツは、なるべく静かな場所で録ること。テレビやエアコンの音が入ると認識精度が下がります。
ステップ2:Sunoにアップロードする
Sunoのサイトまたはアプリを開いて、「Create(作成する)」ボタンを押します。「Upload Audio(音声アップロード)」のオプションを選んで、録音したファイルを選択します。
iPhoneの場合、ボイスメモアプリから「共有」ボタンを押して「Sunoにコピー」できます。直接共有できない場合は、一度ファイルアプリに保存してからアップロードしてください。
ステップ3:スタイルを指定する
アップロードしたら、どんなジャンルの曲に仕上げたいか指定します。「Style of Music(音楽のジャンル)」の欄に、たとえば以下のように入力します。
acoustic pop, gentle, warm
日本語でも「アコースティックポップ、やさしい雰囲気」のように書けますが、英語のほうが精度が安定します。ジャンル名が浮かばなければ「pop」だけでも大丈夫です。
ステップ4:生成する
「Create(作成する)」ボタンを押すと、30秒〜1分ほどで曲が生成されます。1回の操作で2パターンの曲が出てくるので、好みのほうを選べます。
気に入らなければ、スタイルの指定を変えて再生成すれば、同じメロディで雰囲気の違う曲が作れます。ロックにしたりジャズにしたり、同じ鼻歌から全然違う曲が生まれるのが面白いところです。
実際に試した人たちの声
あるブロガーは、20年前に自分で作ったメロディをSunoに入れたところ「10分で完成形になった」と報告しています。当時は楽器が弾けず形にできなかったメロディが、AIの力で曲として蘇ったとのこと。
教育現場では、音楽の授業でSunoを使って「かぞえうた」を作った事例もあります。子どもたちが鼻歌で歌ったメロディをAIが編曲して、クラスのオリジナルソングが完成したそうです。
Sunoの料金と制限
無料プランでは1日5曲まで生成可能。曲の長さは約2分。商用利用は不可で、生成された曲にはSunoのウォーターマーク(透かし音)が入ります。
有料プラン(Pro)は月額約10ドル(約1,500円)で、月250曲まで生成可能。商用利用もOKになります。まずは無料で試して、気に入ったらアップグレードを検討するのがおすすめです。
注意点
Sunoで生成した曲の著作権については、利用規約で「有料プランの場合はユーザーに帰属」とされていますが、無料プランで作った曲は商用利用できません。SNSへの個人的な投稿は問題ありませんが、収益化を考える場合は有料プランへの移行が必要です。
また、鼻歌の元メロディが既存の有名曲と酷似している場合、生成結果もその曲に似てしまう可能性があります。完全オリジナルを目指すなら、意識的にオリジナルのメロディを口ずさんでください。
消えるはずだったメロディが、曲になる
お風呂で思いついたあのメロディ。今までなら数分後には忘れていたはずです。でもスマホで10秒録音して、Sunoに送るだけで、イントロもサビもある「曲」になって返ってくる。音楽の才能がなくても、楽器が弾けなくても、頭の中のメロディを形にできる時代が来ています。