Google フォトの「Ask Photos」で自分の1年を振り返る方法

この記事でできること

Googleフォトに「Ask Photos」というAI検索機能が追加されたのをご存知でしょうか。写真を日付やキーワードで探すのではなく、話しかけるように質問するだけで、AIが写真を見つけてくれます。

  • 「去年の夏にどこへ行った?」のような自然な質問で写真を検索できる
  • 1年分の写真をAIにまとめてもらい、自分の行動パターンを振り返れる
  • 自分でも忘れていた外食先や旅行先の写真が発掘される

使うもの: Googleフォトアプリ(無料)
かかる時間: 約10分
必要なスキル: Googleフォトに写真が保存されていればOK

「Ask Photos」とは何か

Ask Photosは、Googleフォトに2025年末から搭載されたAI検索機能です。GoogleのAI「Gemini」が写真の中身を理解していて、「先月食べたラーメンの写真」「去年の花見の写真」のように日本語で話しかけるだけで、該当する写真を探してくれます。

2026年3月には日本語を含む18言語に対応し、100カ国以上で使えるようになりました。Googleフォトアプリを最新版にアップデートすれば、画面下部の検索タブが「質問」タブに変わります。

従来の検索では「東京 2025年7月」のようにキーワードを組み合わせる必要がありましたが、Ask Photosなら「去年の夏に東京で撮った写真を見せて」と話すだけで同じ結果が得られます。

1年の振り返りに使える質問の例

Ask Photosが面白いのは、単なる写真検索ではなく「振り返り」に使える点です。以下のような質問を試してみてください。

行動の振り返り

「この1年で行ったレストランの写真を時系列で見せて」と聞くと、外食の記録が一覧で出てきます。「そういえばこの店行ったな」と忘れていた店が見つかることがあります。

「去年旅行した場所の写真をまとめて」と聞けば、旅行先の写真がまとめて表示されます。何月にどこへ行ったのか、自分でも曖昧になっている記憶が写真で補完されます。

季節の振り返り

「去年の春に撮った写真」「冬に撮った屋外の写真」のように季節で区切って聞くと、その時期の自分の生活が浮かび上がってきます。春は花見やイベントの写真が多く、冬は室内の写真ばかりだったり、自分の行動パターンが見えて興味深いです。

意外な発見

「去年一番たくさん写真を撮った場所はどこ?」と聞いてみると、自分が思っていた場所と違う答えが返ってくることがあります。「旅行先で撮った写真が一番多い」と思いきや、実は近所のカフェの写真が最多だった、ということも起こり得ます。

使い方の手順

ステップ1:Googleフォトアプリを開く

iPhoneならApp Store、AndroidならGoogle Playでアプリが最新版になっているか確認します。アプリを開いたら、画面下部に「質問」(旧「検索」)タブがあるのでタップします。

もし「質問」タブが表示されない場合は、アプリのバージョンが古い可能性があります。アップデートしても表示されなければ、設定画面で「Ask Photos」のトグルがオンになっているか確認してください。

ステップ2:日本語で質問を入力する

テキスト入力欄に、知りたいことを日本語でそのまま入力します。

例:「去年の夏に海に行った写真はある?」

AIが該当する写真を数秒で表示してくれます。写真が見つからない場合は「該当する写真が見つかりませんでした」と返ってくるので、質問の言い回しを変えて試してみてください。

ステップ3:深掘りして聞く

最初の質問の結果をもとに、「このうち一番最初に撮った写真はどれ?」「この場所の名前は?」のように追加で質問できます。会話形式なので、1回の質問で終わらず掘り下げていけるのが便利です。

注意点:プライバシーと精度

Ask Photosの回答は、Googleフォトに保存されている写真だけが対象です。スマホ本体にしか保存していない写真(Googleフォトにバックアップしていない写真)は検索対象になりません。

また、AIの認識精度は完璧ではありません。「ラーメンの写真」と聞いたのにうどんの写真が出てくる、ということもあります。食べ物の種類やロケーションの認識は年々改善されていますが、100%正確ではないことは覚えておいてください。

プライバシーの面では、Ask Photosの処理はGoogleのサーバー上で行われます。写真データの扱いが気になる場合は、Googleフォトの設定画面でAsk Photosをオフにすることもできます。

写真は「撮る」から「聞く」時代に

年末に1年を振り返るとき、手帳やカレンダーを見返す人は多いと思います。でも写真には、手帳には書かなかった「日常」が記録されています。何気なく撮ったランチの写真、通勤途中の空、友人と撮った一枚。

Ask Photosは、そうした写真を「自分で探す」のではなく「AIに聞く」形に変えてくれます。年末だけでなく、誕生日や記念日のタイミングで「去年の今日、何していた?」と聞いてみるのも面白いかもしれません。