年末にAIと「今年の10大ニュース(個人版)」を作る方法
この記事でできること
12月になると「今年もあっという間だったな」で終わってしまう1年の振り返り。でも、ちゃんと振り返ると意外なほど色々なことがあったはずです。この記事では、スマホの中にある記録をAIに渡して、自分だけの「10大ニュース」を作る方法を紹介します。
- スマホの写真やメモ、カレンダーの予定をもとに、AIが1年の出来事を時系列で整理してくれます
- 「あ、これ忘れてた」という出来事が掘り起こされて、1年の充実度を実感できます
- 完成した10大ニュースは、SNSに投稿したり年賀状に添えたりと、年末年始のコンテンツになります
使うもの: ChatGPT(無料) + スマホの写真・カレンダー・メモ かかる時間: 30分〜1時間 必要なスキル: なし
素材を集める:スマホの中に1年分の記録がある
特別なことをしていなくても、スマホには1年分の記録がたまっています。使えるのは主に3つ。
まず写真です。iPhoneなら「写真」アプリを開いて、1月から順にスクロールするだけで出来事が思い出せます。旅行、外食、イベント、仕事の打ち上げ、なんでもない日常の写真にも「あぁ、この時期こうだったな」と記憶が紐づいています。
次にカレンダー。Googleカレンダーなら、年表示にすると予定がずらっと並びます。「3月に引っ越した」「7月に転職した」「10月にライブに行った」など、大きな出来事はカレンダーに残っているはず。
最後にメモやチャット。LINEのトーク履歴やメモアプリの記録も、意外と振り返りの材料になります。
これらをざっと眺めながら、月ごとに2〜3個の出来事をメモしていきます。完璧でなくてOK。箇条書きで十分です。
AIに「10大ニュース」を作ってもらう
集めたメモをChatGPT(チャットジーピーティー、スマホで使える無料のAIチャット)に渡します。
以下は私の2026年の出来事メモです。
これをもとに「私の2026年 10大ニュース」を作ってください。
条件:
・インパクトの大きさと感情の動きを基準にランキングにする
・各ニュースに新聞の見出し風のタイトルをつける
・それぞれ2〜3行の解説をつける
・最後に「編集後記」として、1年を振り返る短いコメントを添える
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1月:正月太りで3kg増。ジム通い始めた
2月:会社の部署異動が発表された
3月:異動先の仕事に慣れずしんどかった
4月:花見で大学時代の友人と再会
5月:GWに一人で京都旅行
(以下省略)
すると、こんな感じで返ってきます。
第1位:激動の春、部署異動で新天地へ 2月に発表された異動は青天の霹靂だった。3月は慣れない仕事に苦しんだものの、半年後には「異動してよかった」と思えるように。2026年最大のターニングポイント。
第2位:京都一人旅、清水寺で涙 GWに思い立って一人で京都へ。清水寺の舞台から見た新緑があまりにきれいで、なぜか涙が出た。一人旅の良さを知った原体験。
ニュース番組のような体裁になるだけで、日常の出来事が急にドラマチックに見えてきます。
仕上げのアレンジ
AIが作った10大ニュースをそのまま使ってもいいのですが、ひと手間加えるとさらに味が出ます。
まず、各ニュースに関連する写真を1枚ずつ選んでみてください。それだけで、テキストだけの振り返りが一気にビジュアルなものに変わります。
次に、AIのランキングに納得がいかなければ、順位を入れ替えて構いません。「AIは部署異動を1位にしたけど、自分にとっては友人との再会のほうが大きかった」という感覚のほうが正しいです。AIはあくまで素材を整理してくれるだけ。最終的な編集権は自分にあります。
また、OpenAIが2025年12月に公開した「Your Year with ChatGPT」という機能も参考になります。これは1年間のChatGPTとの会話履歴をAI自身がまとめてくれるもので、「こんなこと聞いてたのか」という発見があると話題になりました。
活用アイデア
できあがった10大ニュースは、いろいろな場面で使えます。
年賀状に「今年の3大ニュース」としてダイジェスト版を載せれば、近況報告を兼ねた年賀状になります。SNSの年末投稿にすれば、友人との会話のきっかけにもなるでしょう。家族で集まったときに、それぞれの10大ニュースを発表し合うのも盛り上がります。
毎年続ければ、5年後、10年後に読み返す楽しみも増えていきます。
注意点
AIに渡す情報には、仕事の機密情報や他者のプライバシーに関わる内容を含めないようにしてください。「部署異動」程度なら問題ありませんが、具体的なプロジェクト名やクライアント名は避けたほうが安心です。
また、AIは渡された情報だけで判断するので、メモに書き漏れた出来事はランキングに入りません。「あ、これ入れ忘れた」と気づいたら、追加で伝えれば再生成してくれます。
年末の30分で、1年が変わる
忙しい年末にこそ、30分だけ時間を取って振り返ってみてください。「なにもなかった1年」だと思っていたのに、10個のニュースが並ぶと「けっこう色々あったな」と気づけます。その実感が、来年への小さなエネルギーになるはずです。