積読リストをAIに渡して「読む順番」を提案してもらう
この記事でできること
積読が増えすぎて、何から読めばいいのか分からない。ChatGPTにリストを渡して「読む順番」を決めてもらうと、迷いが消えて読書が進みます。
- 積読リストをChatGPTに渡すと、テーマの関連性や難易度を考慮した読書順を提案してくれる
- 「基礎→応用」「軽い→重い」など、読む順番のロジックも説明してもらえる
- 1ヶ月・3ヶ月の読書計画として、ペース配分まで組んでもらえる
使うもの: ChatGPT(無料版でOK)
かかる時間: 約10分
必要なスキル: なし
積読が増える本当の理由は「選べない」こと
積読が増えていくのは、本を買いすぎるからではなく「次に何を読むか選べない」からです。10冊の中から1冊を選ぶのは簡単ですが、30冊を超えると比較検討が複雑になって、結局どれも手に取れなくなります。
心理学では「選択のパラドックス」と呼ばれる現象です。選択肢が多すぎると決断できなくなる。本棚の前でスマホを開いてしまうのは、意志が弱いのではなく選択肢が多すぎるのが原因かもしれません。
やり方:リストを渡して条件を伝えるだけ
ステップ1:積読リストを作る
本棚やKindleライブラリを見ながら、未読の本のタイトルをリストアップします。著者名も書いておくと、AIの分析精度が上がります。
ステップ2:ChatGPTに読書順を提案してもらう
リストをChatGPTに送って、こう頼みます。
「以下は私の積読リストです。読む順番を提案してください。条件は、①テーマが関連する本は続けて読めるように ②難易度の低い本から始めて徐々に上げる ③月に3冊ペースで3ヶ月の計画にする です」
ステップ3:提案を確認してカスタマイズする
AIが返す提案はこんな感じです。
1ヶ月目(ウォームアップ期)
- 『コンビニ人間』村田沙耶香 — 短くて読みやすい小説。リハビリに最適
- 『嫌われる勇気』岸見一郎 — 対話形式で読みやすい自己啓発
- 『ファクトフルネス』ハンス・ロスリング — データで考える入門書
2ヶ月目(テーマ深掘り期) 4. 『サピエンス全史(上)』ユヴァル・ノア・ハラリ — ファクトフルネスの次に読むと理解が深まる 5. 『サピエンス全史(下)』— 上巻の続き 6. 『21 Lessons』ユヴァル・ノア・ハラリ — サピエンスを読んだ流れで
3ヶ月目(応用期) 7. 『LIFE SHIFT』リンダ・グラットン — 人生設計の本。ハラリの未来論と対比 8. 『イシューからはじめよ』安宅和人 — 思考法。重いが短い 9. 『失敗の本質』戸部良一ほか — 組織論の古典。締めにふさわしい歯応え
「なぜこの順番なのか」の理由も添えてくれるので、納得感があります。ハラリの本を3冊まとめて読むのは、確かに別の著者を挟むよりも効率的です。
自分のルールで並び替えてもらう
AIの提案が気に入らなければ、条件を変えて再提案してもらえます。
「仕事関連の本を先に読みたいです。小説は週末に読みたいので土日用に分けてください」
「ページ数の少ない順に並べてください。達成感を味わいながら読みたいので」
「ジャンルが被らないように、交互に配置してください」
条件を変えるたびに別の順番が出てくるので、しっくりくるものを選べます。
「読了したら報告」で次の1冊を調整する
1冊読み終わったら「〇〇を読了しました。面白かったけど思ったより重かったです」とChatGPTに報告すると、次の1冊を調整してくれます。
「少し重かったとのことなので、次は当初の予定を変更して軽めの『コンビニ人間』にしましょう。その後、元の計画に戻ります」
読書計画は完璧に守る必要はなく、途中で柔軟に変えていいものです。AIは計画の再調整を嫌がらないので、気軽に変更を相談できます。
積読は「悪」ではなく「ストック」
積読が多い人は、読書に対する好奇心が強い人です。買った本をすべて読む必要はないし、読む順番を間違えたからといってペナルティがあるわけでもありません。
ただ、「何から読めばいいか分からない」という状態はストレスになります。ChatGPTに10分相談するだけでそのストレスが消えるなら、試す価値はあるのではないでしょうか。