LINEの自分のトーク履歴をAIに読ませて「口癖」を発見する
この記事でできること
自分にどんな口癖があるか、知っていますか。LINEのトーク履歴をテキストで書き出してChatGPTに読ませると、自分でも気づいていなかった言葉の癖が見えてきます。
- LINEのトーク履歴をテキストファイルとしてエクスポートできる
- ChatGPTに読ませると、よく使う言葉・フレーズ・語尾のパターンが分析される
- 「なるほど」「確かに」など無意識に多用しているワードが数値で分かる
使うもの: LINEアプリ + ChatGPT(無料版でOK)
かかる時間: 約10分
必要なスキル: LINEのトーク設定を操作できればOK
自分の「文字の癖」は自分では見えない
話すときの口癖は、周りの人に指摘されて気づくことがあります。「えーと」が多い、語尾に「〜じゃないですか」を付けがち——そういう指摘を受けた経験がある人もいるでしょう。
同じように、LINEでの文字の癖も無意識に定着しています。返信の最初にいつも「了解!」と書いている、「笑」を付けすぎている、「ちょっと」を1日5回使っている。でもチャットの文章は流れていくので、自分の癖を振り返る機会はほとんどありません。
LINEにはトーク履歴をテキストファイルとして書き出す機能があり、これをChatGPTに渡すと自分の口癖を数えてくれます。
やり方:トーク履歴を書き出してAIに渡す
ステップ1:LINEのトーク履歴をエクスポートする
分析したいトークルーム(友人や家族との1対1のトーク)を開き、右上の「≡」(メニュー)をタップ → 「その他」→「トーク履歴を送信」を選びます。
テキストファイル(.txt)が作成されるので、メールやAirDropで自分のスマホやPCに送ります。テキストファイルには日時、送信者名、メッセージ内容が記録されています。
ステップ2:自分のメッセージだけ抽出してAIに渡す
テキストファイルをChatGPTに送って、こう頼みます。
「このファイルはLINEのトーク履歴です。私の名前は〇〇です。私のメッセージだけを抽出して、以下の分析をしてください。①よく使う単語・フレーズTOP10 ②語尾のパターン ③返信の傾向(返信の長さ、リアクションの頻度など)④面白い癖があれば教えてください」
ステップ3:分析結果を見て驚く
AIの分析結果はこんな感じです。
「よく使う単語TOP5:①了解(87回)②なるほど(52回)③確かに(41回)④ありがとう(38回)⑤笑(210回)。語尾は『〜だよね』が最も多く73回。返信の平均文字数は14文字で、1行の短いメッセージが84%を占めています。特徴として、相手のメッセージに対して最初に同意の言葉(なるほど・確かに・たしかに)を送る傾向が強く、全体の会話の35%がこのパターンで始まっています」
「笑」を210回使っていた事実は、ちょっとした衝撃です。
発見を楽しむ:自分だけのワードクラウドを作る
分析結果をもとに、ChatGPTに「この分析結果をもとに、私の特徴をプロフィール文として書いてください」と頼むと、こんな文章が返ってきます。
「相手の話にまず共感してから話を展開するタイプ。短いメッセージを矢継ぎ早に送るチャットスタイルで、会話のテンポを大事にしている様子が伺えます」
自分のコミュニケーションスタイルを客観的に言語化してもらえるのは、新鮮な体験です。
友人との「口癖対決」も面白い
友人同士でお互いのトーク履歴を分析し合って、「口癖ランキング」を見せ合うと盛り上がります。「お前『確かに』使いすぎ」「そっちこそ『笑』多すぎだろ」と、普段は気づかないコミュニケーションの癖がネタになります。
プライバシーに関する注意
トーク履歴には相手のメッセージも含まれています。ChatGPTに送る前に、相手の許可を得るか、自分のメッセージだけを手動でコピーして送る方が安心です。
また、プライベートな会話内容(個人情報、仕事の機密、感情的なやり取りなど)が含まれている場合は、その部分を削除してから送ることをおすすめします。分析に必要なのは「言葉の使い方のパターン」であって、会話の内容そのものではありません。
気になる方は、ChatGPTの設定で「チャット履歴とモデルの学習」をオフにしてから分析を行ってください。
自分の口癖を知ることで会話の仕方が変わるわけではありませんが、「自分はこういう話し方をする人なのか」と客観視できるのはなかなか楽しい体験です。