ペットの写真3,000枚をAIに見せたら「うちの子の表情図鑑」ができた

この記事でできること

スマホのカメラロールにペットの写真が何千枚も溜まっていませんか。撮るだけ撮って見返さない写真を、ChatGPTに分類してもらうと「表情図鑑」として生まれ変わります。

  • ペットの写真をAIに見せて「怒り顔」「甘え顔」「爆睡」など表情・シーン別に分類できる
  • 分類結果をもとに「うちの子図鑑」としてアルバムやスライドにまとめられる
  • 「この顔はどういう気持ち?」とAIに聞くと、犬や猫の感情についての豆知識も返ってくる

使うもの: ChatGPT(無料版でOK)
かかる時間: 約15分(写真20枚分の場合)
必要なスキル: スマホで写真を選んで送れればOK

3,000枚のカメラロール、99%は見返さない

ペットを飼っていると、1日に何枚も写真を撮ってしまいます。ごはんを食べている姿、ソファで丸まっている姿、ふとした瞬間の変な顔。気づけばカメラロールには3,000枚、5,000枚と写真が積み上がっていきます。

でも正直なところ、撮った写真のほとんどは二度と見返しません。スクロールしても似たような写真が延々と続くだけで、「あの可愛い顔どこだっけ」と探すのも面倒になってしまいます。

この「撮っただけの写真」を、ChatGPT(スマホで使える無料のAIチャット)に見せると面白いことが起きます。「この子は眠そうな顔をしていますね」「耳が後ろに倒れているので甘えている表情です」と、1枚1枚にコメントを返してくれるのです。

やり方:写真を選んでChatGPTに送るだけ

ステップ1:カメラロールから20枚ほど選ぶ

まず、ペットの表情がよく写っている写真を20枚くらい選びます。3,000枚すべてを送る必要はありません。「特にお気に入り」「よく見る表情」「レアな変顔」など、バリエーションがあると図鑑らしくなります。

一度に送れる画像枚数はChatGPTの無料版で最大5枚程度なので、5枚ずつ4回に分けて送ります。

ステップ2:写真を送って分類を依頼する

ChatGPTアプリを開いて、写真を添付し、こんなメッセージを送ります。

「この犬(猫)の写真を見て、表情やシーンごとに分類してください。それぞれに短いタイトルと、どんな気持ちに見えるかのコメントをつけてください」

すると、AIはこんな感じで返してくれます。

  • 写真1:「おねだり顔」 — 上目遣いで口元が少し開いています。おやつを期待しているときによく見られる表情です
  • 写真2:「完全オフモード」 — 仰向けでお腹を見せて爆睡中。安心しきっている証拠ですね
  • 写真3:「警戒モード」 — 耳がピンと立って、何か音が聞こえた瞬間のようです

ステップ3:分類結果をまとめて「図鑑」にする

20枚分の分類が終わったら、ChatGPTに「今までの分類結果を表情カテゴリごとに整理してください」と頼みます。すると「甘え系」「おすまし系」「爆睡系」「警戒系」のようにグループ分けしてくれます。

この結果をもとに、スマホのアルバム機能でフォルダを作って振り分ければ「うちの子の表情図鑑」の完成です。Googleスライドやcanvaで1ページずつ写真とコメントを配置すれば、友人に見せたり印刷したりもできます。

もう一歩踏み込む:AIに「この表情の意味」を聞く

分類だけでなく、「犬がこういう顔をするとき、一般的にはどんな気持ちなのですか?」と聞いてみるのもおすすめです。

たとえば「口角が上がっているように見えるけど、犬は笑うの?」と聞くと、「犬のリラックスした口元は人間の微笑みに似ていますが、感情の仕組みは異なります。ただし飼い主の表情を模倣するという研究報告もあります」のように返ってきます。

何年も一緒に暮らしていても知らなかった豆知識が出てくることがあって、これが意外と楽しいのです。

コツと注意点

写真は明るい場所で撮ったものの方が、AIの認識精度が上がります。暗い部屋や逆光の写真だと「よく見えません」と言われることがあるので、そういう写真は省いた方がスムーズです。

また、AIのコメントはあくまで画像の見た目からの推測です。「この顔は怒っています」と言われても、実際はあくびの途中だったということも当然あります。正確な感情診断ではなく、飼い主としての楽しみ方のひとつとして捉えるのがちょうどいいでしょう。

撮りっぱなしの写真が「うちの子の記録」になる

ペットと過ごせる時間には限りがあります。毎日何気なく撮っている写真も、まとめて振り返ると「この頃はまだ子犬だったな」「最近はこの顔が増えたな」と気づくことがあります。

AIはあくまで分類と言語化を手伝ってくれるだけですが、それだけでカメラロールの写真が「ただのデータ」から「うちの子の記録」に変わる感覚があります。週末に20枚だけ選んで試してみてください。