ChatGPTメモリに家族の好みを覚えさせたら「うちの専属AI」になった
この記事でできること
「卵アレルギーで、パクチー苦手で、予算800円で…」と毎回AIに打ち込んでいませんか? この記事では、家族の情報をChatGPTに一度覚えさせるだけで、次から「今日何作ろう?」の一言で済むようにする方法を紹介します。
- 家族のアレルギー・好き嫌い・予算をAIに一度覚えさせるだけで、毎回の入力がゼロになります
- 「今日何作ろう?」の一言だけで、家族全員に合った献立が返ってくるようになります
- 「今週まだ魚食べてないですね」のような、条件に基づいた提案までしてくれるようになります
使うもの: ChatGPT(無料)
かかる時間: 約3分
必要なスキル: なし
こんな変化が起きます
覚えさせる前: 「今日の夕飯なに作ろう」と聞くたびに、「子どもは卵アレルギーで、夫はパクチーが苦手で、予算は800円くらいで、30分以内で作れて…」と毎回入力。
覚えさせた後: 「今日何作ろう?」と打つだけ。アレルギーも好き嫌いも予算も全部分かった上で、献立が返ってきます。
この変化を作るのにかかる時間は、たった3分です。
毎回同じ情報を入力する問題
あるワーキングマザーの方の話です。ChatGPT(チャットジーピーティー)は、スマホやパソコンで使える無料のAIチャットサービスで、献立の相談もできます。でも毎回「子どものアレルギー」「家族の好き嫌い」「予算」「調理時間」を入力しなければいけません。
最初の1週間は新鮮でも、2週目からは完全に作業。コピペ用のメモ帳を作っている人もいるかもしれません。
ChatGPTには「メモリ機能」という、情報を覚えておいてくれる仕組みがあります。家族の情報を一度「覚えて」と伝えるだけで、以後は「今日何作ろう?」の一言で、アレルギーも好みも予算も踏まえた献立が返ってきます。
メモリ機能の仕組み
ChatGPTのメモリは「覚えてね」と伝えた情報を保存してくれる仕組みです。名前、好き嫌い、アレルギーなどを一度覚えさせれば、次の日の会話でも、来週の会話でも、ちゃんと反映してくれます。
メモリに覚えさせた情報は、あとから確認したり削除したりできます。「何を覚えてる?」と聞けば、保存されている情報を一覧で返してくれます。
2025年6月からは無料でも使えるようになりました。
家族の情報を覚えさせる方法
ステップ1:ChatGPTアプリを開く
スマホで「ChatGPT」アプリを開きます(まだ入れていない方は、App StoreかGoogle Playで「ChatGPT」と検索してダウンロードしてください。無料です)。
ステップ2:家族の情報を送る
画面の下にある入力欄に、次のような文章を自分の家族に合わせて書き換えて送ります。そのままコピーして、名前や内容だけ変えてもOKです。
以下の情報を覚えてください。今後の会話すべてに反映してほしいです。
【家族構成】
- 本人:32歳、フルタイム勤務
- 夫:34歳、在宅勤務多め
- 長女:4歳、保育園
- 次女:1歳半
【アレルギー・苦手なもの】
- 長女:卵アレルギー(しっかり火を通せば少量OK、生卵・半熟は絶対ダメ)
- 夫:パクチー、セロリが苦手
- 次女:エビ・カニ・そばはまだ食べさせていないので避ける
【好きなもの】
- 本人:辛いもの好き、エスニック料理OK
- 夫:肉が好き、魚はさんまと鮭なら食べる
- 長女:カレー、ハンバーグ、うどんが好き
- 次女:やわらかいもの、薄味
【条件】
- 平日の夕飯予算:4人で800〜1,200円
- 調理時間:平日30分以内、休日は1時間OK
- 週2回は魚を入れたい
ステップ3:「覚えました」と返ってきたら完了
ChatGPTが「覚えました」と返したら、それでおしまいです。ここまで3分ほどで終わります。
覚えさせた後の使い方
翌日から「今日の夕飯なに作ろう」と打つだけで動きます。前置きも背景説明も不要です。
ChatGPTは「平日ですね。30分以内で、卵不使用の献立を考えます」と、覚えた情報を自動で反映した提案を返します。SNSでは「3日目に”今週まだ魚食べてないですね”って言われた」という報告もあり、条件に基づいた提案までしてくれるようです。
献立以外にも覚えさせられる情報は幅広いです。保育園の持ち物リスト、子どもの好きなキャラクター、家族の誕生日と記念日、週末のルーティンなど。情報が増えるほど、ChatGPTの提案が「うちの事情を知ってる人のアドバイス」に近づきます。
メモリの容量と制限
メモリに覚えさせられる量には上限があります。具体的な数字は公表されていませんが、家族の食事情報だけでメモリの4分の1くらいを使う感覚です。
コツは「本当に毎回必要な情報」に絞って覚えさせること。一時的な情報(「今週はカレーの気分」など)はメモリに入れず、そのときの会話の中で伝えるほうが効率的です。
有料プラン(Plus、月額約3,000円)のほうがメモリ容量が大きく、自動で整理する機能もありますが、無料でもまず試すには十分です。
アレルギー情報を扱う際の注意
重度アレルギーの場合、AIの提案をそのまま信じるのは危険です。AIが「火を通せば大丈夫」と判断しても、最終確認は必ず自分で行ってください。新しい食品を試すときは医師の指示に従ってください。AIはあくまで献立の「提案」まで。最終判断は人間です。ここは絶対に譲れないポイントです。
やることは3分の入力だけ
- ChatGPTアプリを開く
- 家族の情報を整理して「覚えて」と伝える(3分)
- 翌日から「今日何作ろう?」だけで聞いてみる
たった3分の作業で、ChatGPTが「毎回ゼロから説明が必要なAI」から「うちの事情を知ってる専属AI」に変わります。毎回コピペしていた手間がなくなるだけでも、かなり楽になるはずです。